びっくりクラブタイ記録だ　J2京都がウタカのハットなどで6得点圧勝　バイス「豪華なギフト」

明治安田生命J2リーグ   京都6ー1北九州 （ 2021年4月17日    サンガS ）

京都のチョウ貴裁監督
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　京都が05年9月10日J2群馬戦に並ぶクラブ最多タイ6得点で圧勝した。チョウ貴裁チョウキジェ監督は「ホームでスッキリできない試合が続いていて、選手も覚悟して臨んだ試合。（練習場の）サンガタウンで見せている姿を見せてくれた」と今季ホーム2勝目に目を細めた。

　大量得点の号砲を鳴らしたのはエースだった。前半17分、スローインから流れるようなパスワークを展開し、最後はFWウタカが豪快に先制点。その6分後にも再びウタカ弾。同26分にはDF飯田がプロ初得点となるダメ押し点を叩き込んだ。前半だけで3得点。そして終わってみれば、ウタカは今季初のハットトリックだ。

　「前半で3―0になったけど、後半は0―0の気持ちで入れた。“3点だけじゃ足りないよ”というスタイルを見せられた」と飯田が笑顔を見せれば、2得点を奪ったDFヨルディ・バイスも「サポーターへの豪華なギフトになったね。非常に誇りに思える結果だ」と満足な表情を浮かべた。守備陣が粘って勝った前節・町田戦とは違った形で今季初3連勝。3位に浮上した。勢いだけではない、本物の強さが備わりつつある。