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堀越 初ベスト8!中村ルイジ、値千金ヘッド弾「しっかり決め切れた」

[ 2021年1月4日 05:30 ]

第99回全国高校サッカー選手権第3日 3回戦   堀越2―0丸岡 ( 2021年1月3日    駒沢 )

前半30分、中村がヘディングで先制ゴールを決める(撮影・篠原岳夫)
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 29年ぶりに出場した堀越が初のベスト8入りを果たした。2年生MF中村ルイジが、前半30分に値千金の決勝弾。左ウイングバックの位置からゴール前に入り込み「しっかり決め切れた」と“マリオ”ばりのジャンプ力を見せ、頭で右からのクロスを押し込んだ。

 名前の由来はあの人気ゲームキャラクターとは関連性はない。3つの候補から「響きが良かった」との理由で両親が名付けた。好きな選手は元日本代表FW柿谷(名古屋)。県予選までFWで、1カ月半で左ウイングバックに転向した。「不安はあった」が高い順応性を発揮。守備では最終ラインまで戻り、攻守にフル回転した。

 過去にJ3長野などを率いたOB佐藤実監督の下、戦術など選手が自主的に決める。初戦で最終盤に同点とされた反省を生かし、選手間で割り切った守備を徹底。終了間際にPKで追加点を決めたMF日野主将は「全員が集中を切らさずにできた」と胸を張った。

 ▼丸岡MF川中主将 質の部分をもっと上げないと全国では通用しない。ベスト16の壁を越えるつもりでやってきたので悔しいし、来年こそは越えてほしい。

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2021年1月4日のニュース