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神戸・イニエスタ、1G1Aで決勝T進出貢献 Jとは「違うモチベーション持って」

[ 2020年11月26日 05:30 ]

ACL・1次リーグG組   神戸3―1広州恒大 ( 2020年11月25日    カタール・ドーハ )

<神戸・広州恒大>後半、チーム3点目のゴール決め、駆けだす神戸・イニエスタ(右)(ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 1次リーグ第3戦が25日に行われ、G組で初出場の神戸は広州恒大(中国)に3―1で勝ち、決勝トーナメント進出を決めた。フル出場した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)が自身の大会初ゴールを含む1得点1アシストの活躍。グループ2位以内が確定した。H組の横浜は途中出場のMF天野純(29)の得点で上海上港(中国)に1―0で勝利。3連勝とし、28日の再戦に勝てば決勝T進出が決まる。

 本気度を示すかのように、イニエスタが再開初戦から大暴れした。前半44分、ペナルティーエリア内でDFをかわし、MF古橋へのラストパスで先制点をアシスト。後半39分には自ら打ったシュートのこぼれ球を拾い、右足で冷静にゴール右へと流し込み、神戸の決勝トーナメント進出に大きく貢献した。

 「日本国内では望んでいる成績を収められなかったけど、今は新しい、違う大会に臨んでいる。違うモチベーションを持って臨むことができているよ」

 直近のリーグ戦は5連敗。主将として長く苦しい時間を過ごしてきたが、クラブとしてアジアNo・1を目標に掲げる中、ACLを前に下を向くことはなかった。

 開催地ドーハへの渡航許可が政府から得られなかったジョホールDT(マレーシア)が棄権したことにより、3チームで争われることになったG組。2月の水原戦に続く2連勝で神戸が早くも突破を決め、残る1次リーグ2試合で主力を休ませることも可能となった。

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2020年11月26日のニュース