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J2長崎、玉田弾も悪夢再び…終了間際まさかの失点

[ 2020年11月26日 05:30 ]

明治安田生命J2第36節   長崎1―1松本 ( 2020年11月25日    トラスタ )

<長崎・松本>先制点を決め喜ぶ長崎・玉田(中央)
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 勝利目前のスタジアムが一瞬にして静まり返った。1点リードのアディショナルタイム。右サイドからのFKに頭で合わせられ、同点弾を献上した。松本には前回の対戦でも2―0から追いつかれて引き分けており、ホームで悪夢再びとなった。長崎・手倉森監督は「94分まで完璧なゲームプランだった」と悔やんだ。

 序盤から思うようにペースを握れなかったが、2試合連続スタメンのGK徳重が好セーブで盛り立てると、前半41分に日本代表経験もあるベテラン玉田が魅せる。名倉のパスを受けると、DFをうまく外して左足を振り抜いた。相手GKがほとんど動けない一撃に「自分の形に持って行けたかなと思います」と胸を張った。  

 後半にはシーズン途中加入のエジガルジュニオを投入し、相手ゴールに迫ったが追加点が取れず。終了間際に自陣でFKを与えて失点した。玉田は「勝たないといけないという気持ちが強すぎるのかな」と難しさを口にした。

 幸いにも、2位の福岡が引き分けたため勝ち点差は変わらなかった。28日にはホームで6位新潟を迎える。手倉森監督は「下を向いている時間はない。あと6回、勝ち切るということをやっていきたい」前を向いた。

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2020年11月26日のニュース