鳥栖・金明輝監督、ホームで零敗「これが今の力。そこに尽きる」

明治安田生命J1第29節   鳥栖0－1仙台 （ 2020年11月25日    駅スタ ）

＜鳥栖・仙台＞シュートを打つ鳥栖FW林（左）
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　鳥栖はホーム戦2カ月ぶりの白星を飾れなかった。ホームでの勝利を切望していた金明輝監督は「よくある展開でやられた。これが今の力。ゴールを奪えなかった。そこに尽きる」と肩を落とした。

　前節の柏戦に勝利し7戦負けなしで迎えたこの日のゲーム。11月8日の前回対戦で3―0と快勝した仙台を相手に9月27日FC東京戦以来となるホーム戦勝利と、今季初の連勝を狙った。ところが、雪辱を期す相手にリベンジを許してしまった。

　シーズンも終盤に入り、完成度が上がってきたポゼッションサッカーで立ち上がりから主導権を握った。相手の8本を上回る14本のシュートを放ち試合を優位に進めたが、相手GKの好守にも阻まれ得点が奪えない。逆に後半33分に少ない好機を生かされ先制を許し、これが決勝点となった。リーグ戦初出場した高3のFW相良は「もっと仕掛けてもっと枠にしっかり入れ込まないと」と課題を口にした。ゴールへの執念を燃やすも、遠かったホームでの1勝。次こそはサポーターに白星を届ける。