川崎F　リーグV支えた万全のコロナ対策　庄子GM「マネージャーが一番大変だった」

明治安田生命J1第29節   川崎F5－0G大阪 （ 2020年11月25日    等々力 ）

＜川崎F・G大阪＞優勝シャーレを掲げる川崎F・中村
Photo By スポニチ

　明治安田生命J1リーグは25日、各地で6試合が行われ、川崎FがホームでG大阪を5―0で下し、2年ぶり3度目のリーグ制覇を決めた。18年MVPのMF家長昭博（34）がハットトリックを決めた。コロナ禍で異例のシーズン、新布陣4―3―3を武器に圧倒的な強さを発揮。4試合を残しての優勝は史上最速となった。

　クラブも万全のコロナ対策でチームを支えた。現場スタッフ以外は練習場への往来を禁止し、リーグ再開後の最初の連勝中には「こういう時こそ気の緩みが怖い」（庄子GM）と、選手のランニング時の間隔を徹底するように厳しく再指導。遠征バスも途中から1→2台に増やした。第3波に突入した今も外食禁止令が出されている。庄子GMは「マネージャーが一番大変だったと思う」と、ホテル手配など奮闘した清水＆渡辺両マネージャーへ感謝を口にした。