×

長谷部&鎌田VS堂安、3人が先発出場で直接対決も1―1ドロー 独1部リーグ第1節

[ 2020年9月20日 00:37 ]

ドイツ1部・第1節   Eフランクフルト1―1ビーレフェルト ( 2020年9月19日    フランクフルト )

前半、競り合うビーレフェルトの堂安(左)とEフランクフルトの長谷部
Photo By 共同

 ドイツ1部リーグは18日に2020~21年シーズンが開幕。19日には6試合が行われ、EフランクフルトのDF長谷部誠(36)とMF鎌田大地(24)、ビーレフェルトのMF堂安律(22)の3人が直接対決でそろって先発出場した。

 ドイツで14シーズン目、Eフランクフルトで7シーズン目を迎えた長谷部は、3―5―2の3バック中央でフル出場。後半に1点は失ったものの、冷静に守備陣を統率し、抜群の読みでピンチを防いだ。現地メディアで今季のドイツ1部最年長選手と伝えられている大ベテランが健在ぶりを改めて示した。

 16日に契約を2023年まで2年延長した鎌田はトップ下で先発し、左CKを蹴ってチャンスをつくるなど攻撃をけん引。前半33分に前線からのプレスで相手ボールを奪って決定機につなげたが、FWシルバのヒールシュートは相手GKに阻まれた。後半12分のシュートは相手にブロックされ、同27分の右足シュートはゴール左外。同43分までプレーしたが、得点には絡めなかった。

 また、5日にPSVアイントホーフェン(オランダ)から期限付き移籍でビーレフェルトに加入した堂安は、ドイツ1部デビューを果たした。4―3―3のインサイドハーフ右で先発して攻守に奮闘。前半22分には個人技で左サイドを突破してクロスを上げたが、長谷部に頭でクリアされた。後半5分には左足で強烈なミドルシュートを放ったが、わずかにゴール左外。得点には絡めないまま後半27分に退いた。

 試合は後半6分に速攻からビーレフェルトのFWスクが先制ゴール。Eフランクフルトは同17分にFWシルバの得点で追いつき、その後も猛攻をしかけたが決定力を欠いて1―1で引き分けた。

 ドイツ1部では開幕節から試験的に観客の入場が許可され、フランクフルトでは約6500人が観戦した。

続きを表示

この記事のフォト

2020年9月19日のニュース