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ハメス レアルから移籍後初ゴール!3得点に絡む大活躍でエバートンが8季ぶり開幕2連勝

[ 2020年9月19日 22:29 ]

プレミアリーグ第2節   エバートン5―2ウェストブロミッジ ( 2020年9月19日 )

ウェストブロミッジ戦でゴールを決め駆け出すエバートンのMFハメス・ロドリゲス(AP)
Photo By AP

 エバートンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(29)が移籍後2戦目で初ゴール。本拠ウェストブロミッジ戦の1―1で迎えた前半45分、ブラジル代表FWリシャリソンからのパスを受けると左足で豪快にネットを揺らし逆転弾。3得点に絡む活躍で5―2の勝利に貢献。チームは2012―13シーズン以来となる開幕2連勝を飾った。

 今夏スペイン1部レアル・マドリードからの完全移籍で加入したハメスは開幕戦に続き2試合連続で先発出場。前半10分にMFディアンガラにミドルシュートを決められ先制を許すも、同31分にFWキャルバートルーウィンが2試合連発となる同点弾。1―1に追いつくと同45分、ハメスがペナルティーエリア中央手前で左サイドをドリブル突破してきたリシャリソンからボールを受けると、巧みなタッチから左足を一閃(せん)。地をはうような弾道のシュートがゴールネットに突き刺さった。

 さらにハメスは前半終了間際、DFギブスに対し挑発するようなショルダーチャージを仕掛けると、怒ったギブスに顔を殴られピッチに倒れ込む。すると主審はギブスにレッドカードを提示。前半終了後には主審に対し猛抗議したビリッチ監督もレッドカードを受け、ウェストブロミッジは指揮官も失ってしまった。

 数的有利になって迎えた後半だったが開始2分で失点。FWマテウス・ペレイラに鮮やかなFKを決められ同点に追いつかれた。それでも後半9分に再び勝ち越し。セットプレーのこぼれ球をDFマイケル・キーンがゴール前で押し込んだ。

 1点のリードを奪うとハメスは続けざまに好機を演出。同17分、浮き球のスルーパスをDFラインの裏へ走り込んだリシャリソンに通す。このボールをリシャリソンがダイレクトで中央へ折り返すとキャルバートルーウィンが詰め追加点。さらにハメスは同21分、キャルバートルーウィンのハットトリックをお膳立て。左CKから鋭いボールを蹴ると、飛び込んだキャルバートルーウィンの背中に当たってゴールイン。移籍2戦目にして3得点に絡む大活躍でチームの連勝に貢献した。

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2020年9月19日のニュース