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武藤嘉紀 独2クラブがレンタルでの獲得望むも…ニューカッスルは「完全移籍」希望

[ 2020年9月13日 19:47 ]

武藤嘉紀
Photo By スポニチ

 イングランド・プレミアリーグのニューカッスルに所属するFW武藤嘉紀(28)について、ドイツ1部のケルンとアウクスブルクが期限付き移籍での獲得を希望していると、12日付の英紙イブニング・クロニクル(電子版)が報じた。

 ケルンとアウクスブルクの2クラブは、レンタルでの武藤獲得を希望。一方で、ニューカッスルは移籍金が発生する完全移籍での放出を望んでおり、交渉はまとまっていないという。また、武藤の古巣マインツのルーベン・シュレーダーSD(44=スポーツディレクター)は獲得の可能性を否定しているものの「マインツも移籍先の候補に挙がっている」と伝えた。さらに、ドイツメディアではMF堂安律(22)が加入したビーレフェルトも候補に挙がっている。

 ニューカッスルは既に武藤に対して戦力外を通告。スティーブ・ブルース監督は(59)は、11日の会見で「どこかに移籍してプレーする必要がある。試合に関われないのは健全ではない」と構想外であることを認め、移籍期間が終了する10月5日までに移籍すべきと語っていた。

 武藤は2018年7月に移籍金950万ポンド(約13億円)でドイツ1部マインツから4年契約で加入。2シーズン目となった昨季はリーグ戦8試合(先発2試合)無得点、公式戦10試合1得点に終わっていた。

 ニューカッスルは12日、プレミアリーグの2020~21年シーズンの開幕戦となるウェストハム戦で2―0で勝利。武藤はベンチ外だった。

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2020年9月13日のニュース