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横浜FC“カズ効果”で連敗ストップ!FW瀬沼が決勝弾、ゴール後カズと喜び分ち合う

[ 2020年9月13日 20:01 ]

明治安田生命J1第16節   横浜FC3―2名古屋 ( 2020年9月13日    ニッパツ )

<横浜FC・名古屋>後半、ゴールを決めた瀬沼を祝福する横浜FC・三浦(撮影・西尾 大助)
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 横浜FCが3―2で名古屋を下し、連敗を3でストップ。リーグ戦では今季初のメンバー入りを果たしたFW三浦知良(53)は出番がなかったものの、チームのモチベーションアップに貢献。FW瀬沼は後半33分に決勝弾を決めると、カズの元へ真っ先に走り出し喜びを分ち合った。

 3連敗で迎えた名古屋戦。カズはリーグ戦で今季初のメンバー入り。下平隆宏監督(48)は「こういうチームが苦しい状況だからこそ、カズさんの力が必要。カズさんがメンバーに入るだけで選手の士気が上がり、雰囲気が変わる」と日本サッカー界レジェンドの強烈なキャプテンシーに期待を寄せていた。

 試合は前半12分、DF吉田に豪快ミドルを決められ先制を許す。しかしチームはここから奮起し、アッという間に逆転。まずは前半19分、CBのDF田代が攻撃参加しゴール前でスルーパス。これは相手DFにカットされるが、そのこぼれ球をMF斎藤功がダイレクトで右足を振り抜き豪快にネットを揺らした。同点に追いつくと3分後に逆転弾。DF田代が左CKからのこぼれ球を右足でゴールへねじ込んだ。

 勢いに乗りその後も攻め立てるが、同34分のゴール前での決定機で、MF松浦のシュートがFW皆川に当たってしまうなど“不運”も重なり追加点ならず。枠内シュート1本だった名古屋に対し7本もの枠内シュートを浴びせるなど、前半途中から相手を圧倒。2―1で後半へと折り返した。

 後半に入ると試合展開が一変。攻められる場面が多くなり、GK南の好守で辛くも耐えていたが同18分に失点。GK南がゴール前でFW山崎のプレスを受けボールを失うと、MFマテウスにゴールネットを揺らされた。

 それでもチームは落胆せず同33分に勝ち越し弾。ゴール前のこぼれ球を拾った松浦から瀬沼へ。途中出場の瀬沼は絶妙なボールコントロールから右足を振り抜き豪快にゴールイン。瀬沼は今季初ゴールが貴重な決勝弾となった。

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