森保ジャパン、来月オランダ遠征 ようやく20年初活動 海外組のみで編成へ

[ 2020年9月12日 05:30 ]

10月のオランダ遠征が決まった日本代表・森保監督
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 日本サッカー協会の反町康治技術委員長(56)は11日、FIFAランク28位の日本代表が10月にオランダに遠征し、9日に同53位のカメルーン、13日に同61位のコートジボワールと無観客で親善試合を行うと発表した。現状では国内組は帰国後に行動が制限されるため、海外組のみで編成される見通し。新型コロナ禍の影響で3月以降、W杯予選などの中止が続いており、これが20年最初の活動となる。

 コロナ禍に翻ろうされてきた森保ジャパンがついに動きだす。来月、W杯で対戦経験もあるアフリカの強豪2カ国とのマッチメークが実現した。遠征地オランダは「欧州の他国に比べ感染状況が爆発的なものじゃない。活動するに最適な場所」と反町技術委員長。日本からの渡航者に入国後の行動制限がないことも決め手となった。

 編成は、国内組が帰国後2週間の自主待機が必要なため、全て海外組の見通しだ。吉田、長友ら常連組に久保、堂安ら五輪世代の40人以上が現在、欧州でプレーしている。昨年11月のW杯予戦キルギス戦も先発10人が欧州組だったように、ベストに近い布陣も十分可能だ。反町委員長は「強化、選手たちの現在地を把握する場にしたい」と話した。

 試合はいずれも無観客開催。森保監督らスタッフは約40分で結果が判明するスマートアンプ法で陰性を確認後、成田空港に向かう。滞在地、試合会場も1カ所に限定。移動も練習場、試合会場の往復にとどめる。選手全員は陰性確認後に試合を行う。ウィズコロナ時代の親善試合。感染対策も万全を期す。

 今回は欧州勢がネーションズリーグ、南米勢がW杯予選のため、アフリカ勢との対戦となった。日本協会は11月にも欧州遠征を計画中で、海外メディアによればメキシコとの親善試合も浮上している。今後、制限が解除されれば国内組招集の可能性も高まる。昨年12月のE―1選手権以来、A代表にとって待望の20年初活動。来年3月に延期されたW杯予選に向け、貴重な一歩を踏み出す。

 《どちらもW杯で対戦経験、カメルーンには3勝1分け》日本はカメルーンに対し通算3勝1分け。10年W杯南アフリカ大会では1次リーグ初戦で対戦し、本田が決勝点を挙げて1―0で勝利している。また、コートジボワール戦は通算2勝2敗で、14年W杯ブラジル大会の1次リーグ初戦は1―2で逆転負け。なお、同国のU―23代表は東京五輪の出場権を獲得している。

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