UEFA、欧州各国リーグの打ち切り容認 再開“圧力”から一転して軟化

[ 2020年4月23日 05:30 ]

今季打ち切りが容認されることになった欧州のリーグ戦(UEFA提供、AP)
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 欧州サッカー連盟(UEFA)は新型コロナウイルスの影響で中断が長期化する各リーグの打ち切りを容認する姿勢を示した。21日、加盟55協会が参加したテレビ会議を開催。今季の完了を「強く推奨する」とした上で、来季の主催大会の出場権に関する指針を設け、特例も検討すると発表した。

 態度を軟化させた。これまではシーズン再開を断念すれば、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)など主催大会への出場資格を認めない可能性を示唆。ベルギーが2日の理事会でリーグ戦を打ち切る方針で合意した直後、UEFAは「数カ月後に再開できると確信している。現時点の打ち切りは時期尚早だ」と通達し、各リーグに再開への“圧力”をかけていた。

 方針転換で打ち切りを決断するリーグは増えそうだ。ベルギーは24日の総会で正式に今季終了を決定する見通し。オランダは21日に政府が大規模集会の禁止を9月1日まで延長したことを受け、再開を断念すると発表。またスコットランドも既に2~4部の終了を決定しており、最高峰プレミアリーグも続くとみられる。

 一方で未消化の場合、放映権で莫大(ばくだい)な損失が発生するとされる主要リーグは再開を模索。セリエAは21日、リーグ戦を最後まで行うことで全20クラブが合意したと発表した。また感染拡大が比較的抑えられているドイツでは、6日から少人数のグループに分かれるなどの制約の中で練習を再開。外出制限が5月3日に終了することから、同9日から無観客で再開する可能性が高まっている。

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