9人連続PK失敗はJリーグ史上初 9人が外すのは25年ぶり2度目の“珍事”

[ 2020年2月8日 16:45 ]

富士ゼロックス・スーパー杯   神戸3―3(PK3―2)横浜 ( 2020年2月8日    埼玉 )

<横浜・神戸>横浜3人目のエジガル・ジュニオから横浜・遠藤まで9人連続でPKを外したことを示すスコアボード(撮影・西尾 大助)
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 国内の新たなサッカーシーズン到来を告げる恒例の富士ゼロックス・スーパー杯が8日、埼玉スタジアムで行われ、昨季のJ1優勝チーム横浜と元日の天皇杯を初制覇した神戸が激突。3―3で突入したPK戦は両チーム合わせて9人連続失敗に終わる前代未聞の展開の末、神戸が3―2で制して初優勝を決めた。

 前半27分に神戸がイニエスタの鮮やかなスルーパスからドウグラスが決めて先制するも、横浜は同36分にマルコス・ジュニオールが同点ゴール。同40分には古橋のゴールで神戸が2―1と勝ち越して前半を折り返した。だが、後半9分に扇原のゴールで横浜が再び同点。神戸が同24分に山口のゴールで勝ち越すも横浜は同28分にエリキのゴールで追いついて試合は3―3で終了し、規定により延長戦は行わずそのままPK戦に突入した。

 だが、両チームとも2人目までは順調に成功させたものの、先攻の横浜3人目・ジュニオがGK飯倉にセーブされると、神戸3人目の小川はゴール左ポストに直撃させて失敗。さらに水沼(横浜)、西(神戸)、松原(横浜)、大崎(神戸)、和田(横浜)、フェルマーレン(神戸)、遠藤(横浜)と実に9人連続でPK失敗に終わり、最後は神戸の7人目となった山口がゴール右に決めて勝利を収めた。両チーム合わせて14人がキッカーを務め、成功は1、2人目のマルチンス(横浜)、イニエスタ(神戸)、扇原(横浜)、田中(神戸)と最後に決めた山口の5人だけ。相手GKにセーブされたのはジュニオ、西、和田の3人だけで、残りの6人はポストやクロスバーに当てたり、枠の上に外れるという“お粗末”な内容だった。

 天皇杯を除くJリーグ公式戦でこれまでのPK戦最多連続失敗は、J元年の1993年7月3日に行われた横浜F(98年度限りで消滅)―V川崎(現J2東京V)戦(長崎)の5人が最多で、PK戦で9人が失敗するのは両チーム合わせてのべ28人がキッカーを務めた1995年3月29日の浦和―名古屋戦(国立)以来25年ぶり2度目の“珍事”。なお、27年前の5人連続失敗にはV川崎のFW三浦知良(52=横浜FC)と北沢豪(51)の日本代表コンビも含まれている。

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