C大阪　24歳MF丸岡と契約更新せず「とても寂しい」18歳でブンデスデビューも昨年J1出場なし

　J1のC大阪は11日、元ブンデスリーガーのMF丸岡満（24）と契約満了に伴い、2020年シーズンの契約を更新しないと発表した。

　徳島県出身の丸岡はU―15からU―18まで各年代別の日本代表に招集経験があり、C大阪U―18に所属していた2013年12月に2014年シーズンからのトップチーム昇格が発表された。だが、C大阪ではプレーせず、18歳の誕生日を迎えた2014年1月6日にドイツ1部ドルトムントへ期限付き移籍。同年9月20日のマインツ戦でブンデスデビューを飾った。

　2016年には当時J2だったC大阪に復帰したが、同年J2リーグ3試合0得点に終わり、2017年7月にはJ1復帰したC大阪からJ2長崎へ期限付き移籍。2018年にはJ2山口へ期限付き移籍し、2019年にC大阪に復帰していた。リーグ戦の通算成績はJ1が4試合0得点、J2が20試合2得点、J3が50試合4得点。2019年シーズンはJ1で出場がなく、C―大阪U―23で出場したJ3で21試合2得点だった。

　丸岡はクラブを通じてコメントを発表。「セレッソ大阪を愛する皆さん、今シーズンでセレッソ大阪を離れる事になりました。本当にクラブには愛を持って育てて頂きました。このクラブを離れるのはとても寂しいですが、セレッソ大阪がこれから先、更に素晴らしいクラブになっていく事を心より願っています。またどこかで皆様とお会いできるのを楽しみにしています！ユースも含めて9年間本当にありがとうございました」と別れを告げた。