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西野監督率いるU23タイ代表 オーストラリアに敗れる 1次L突破は14日イラク戦次第

[ 2020年1月12日 00:12 ]

タイ代表・西野監督(撮影・篠原岳夫)
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 前日本代表監督の西野朗監督(64)率いるU―23タイ代表が11日、自国開催のU―23アジア選手権1次リーグ第2戦オーストラリア戦に臨み、1―2で敗れた。史上初の1次リーグ突破は14日のイラク戦次第となった。

 3回目の大会出場にして初白星を手にした8日の初戦バーレーン戦(〇5―0)から中2日。過密日程でも西野監督は初戦から先発11人を誰ひとり代えずに送り出した。

 試合が動いたのは前半24分。A代表経験のある2人が絡んだ。9番のFWスパチャイが縦に抜け出して放ったシュートが左ポストを直撃。こぼれ球を、中央から11番のMFアノンが左足で合わせて先制した。

 その後もFWスパチャイがセンターサークルから右足でロングシュートを放つなど、強気の姿勢で攻めていく。だが、前半43分に裏に抜け出したオーストラリアFWダゴスティーノに同点ゴールを決められると、後半31分にも再びダゴスティーノに勝ち越し点を許した。

 「十分オーストラリアにも我々のストロングポイントが通用することをアプローチしていきたい」と語っていた西野監督。自信を植え付けられたタイのイレブンだったが、惜しい敗戦となった。

 今大会は開催国の日本を除く上位3チームに東京五輪の出場権が与えられる。

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2020年1月11日のニュース