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リバプール クロップ監督 南野のポリバレント性を高く評価

[ 2020年1月12日 00:45 ]

 イングランド・プレミアリーグのリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督(52)が、1月にオーストリア1部ザルツブルクから加入した日本代表MF南野拓実(24)のポリバレント性を高く評価した。

 ドイツ人指揮官は、南野を5日のFA杯3回戦エバートン戦で先発デビューさせた。4―3―3の3トップ中央で起用した理由について、10日の会見で「彼にとって最も自然なポジションだと思ったからだ。特に守備面で。ザルツブルクでは昨季(3トップ中央で)プレーしていた。”これを覚えて、やらなくてはならない”というような指示は与えたくなかった」。ザルツブルク時代の試合映像も参考にしながら、守備面を中心にプレーしやすさに配慮したという。

 南野のポジションについては「ザルツブルクのビデオを見たが、彼は10番(トップ下)で多く起用されていた。セカンドストライカーもできるし、日本代表では9番(1トップ)でプレーしていた。4―4―2のウイング(サイド)もできる。多くのポジションをこなせることを、私は気に入っている」と森保ジャパンでのプレーもチェックしていることを明かしつつ、ほとんどの攻撃的ポジションをこなせる器用さを評価した。

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2020年1月11日のニュース