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仙台ひと筋16年…長年10番背負った37歳MF梁勇基が退団「選手としてチャレンジしたい」

[ 2019年12月28日 15:45 ]

 J1の仙台は28日、元北朝鮮代表MF梁勇基(リャン・ヨンギ、37)との契約満了に伴い、同選手の今季限りでの退団が決まったと発表した。

 大阪府出身の梁は大阪朝鮮高、阪南大を経て2004年に当時J2だった仙台入り。16年間、仙台ひと筋にプレーし、2006年から今季までエース番号である10番を背負っていた。リーグ戦の通算成績はJ1が268試合29得点、J2が254試合47得点。今季はJ1で13試合0得点だった。2008年~2012年、2015年、2017年と北朝鮮代表にも選出されている。

 梁はクラブを通じてコメントを発表。「16年間、心からサポートしていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と述べた上で「ベガルタからはありがたいお話もいただいたのですが、選手としてチャレンジしたいという思いが強く、このような形になりました。今後の事はまだ決まっていませんが、これからも梁勇基を応援していただけたら幸いです」とクラブから何らかのポストを用意されたことを示唆しつつ、現役続行を熱望しての退団であることを明かした。

 また、「これからのベガルタ仙台の発展と活躍を誰よりも願っています。いずれ仙台、東北のために何か力になれたらと思っています」と“ベガルタ愛”もにじませていた。

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2019年12月28日のニュース