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森保監督、9発圧勝に手応え「層の厚さっていうものを見せてくれた」五輪メンバー生き残り激化

[ 2019年12月28日 21:39 ]

国際親善試合   U―22日本9―0U―22ジャマイカ ( 2019年12月28日    トラスタ )

<日本・ジャマイカ>試合終了後、長崎のサポーターに手を振る森保監督(撮影・坂田 高浩)
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 来年の東京五輪出場を控えるサッカーのU―22日本代表は28日、長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で行われた国際親善試合でU―22ジャマイカ代表と対戦。DF中山雄太(22=ズウォレ)のスーパーFKで先制すると前半だけで5点を奪って9―0で快勝し、年内最終戦を白星で締めくくった。9得点は今年3月22日のU―23アジア選手権予選・マカオ戦(8―0で勝利)を超え、この世代での森保ジャパン最多得点となった。

 A代表監督を兼任する森保一監督(51)は「まずは選手たちがいい準備をしてくれて、きょうここトランスコスモススタジアムに足を運んでくれたサポーターの皆さん、そしてテレビの前で応援してくださっているサポーターの皆さんに勝利をお届けしたいという結果になって良かったです。まず準備が良かったと思います」と一気にコメント。

 攻守の切り替えが素晴らしかったのでは?と聞かれると「おっしゃる通りで、相手に合わせることなく自分たちがやるべきことをしっかりやろうということ、切り替えの部分、ベースの部分をしっかりやってくれたと思います」と評価した。

 7カ月後に迫った五輪本大会へ向けては「きょうのメンバーがいいプレーを示してくれたことによって層の厚さっていうものを見せてくれたと思いますし、また選手たちの競争、競争というのが申し訳ないですけど、いい競争でまたレベルアップできると思います」と森保監督。A代表でもあるMF堂安律(21=PSVアイントホーフェン)、MF久保建英(18=マジョルカ)が不在だったジャマイカ戦の圧勝後も、18人しか枠がない本大会のメンバー入りへ激しいサバイバルが続く。

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