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FC東京“地獄のロード”は引き分けスタート 長谷川監督「大きな勝ち点1だと思う」

[ 2019年8月24日 17:55 ]

明治安田生命J1第24節第2日   FC東京1―1札幌 ( 2019年8月24日    札幌ド )

<札幌・FC東京>前半38分、ヘッティングシュートで先制のゴールを決めた渡辺(撮影・高橋茂夫)
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 FC東京はアウェー8連戦の初戦で引き分けた。前半38分にDF渡辺剛(22)のヘディング弾で先制するも、後半2分に同点に追いつかれた。ラグビーW杯の影響で11月23日の湘南戦まで本拠でのゲームがない“地獄のロード”は、勝ち点1を分け合ってスタートした。

 長谷川健太監督(53)は「大きな勝ち点1だと思う」と戦果を口にした。「たくさんのサポーターが東京からきてくれたことに感謝している。その気持ちに応えられる試合を選手はやってくれたと思う。昨季は2点をリードしながら、後半に3発入れられ、ひっくり返された負けた。その反省を肝に銘じて、守備では体を張って守り、攻撃ももう少しというところまでいけた」と話した。

 勝ち点1を3にする方法は簡単ではない。それでも指揮官は自分たちの進んできた道を疑わない。「こういういう試合を続けていくことが必要になる。今日も粘り強く、点を取られたあとに札幌がワッと襲いかかってきたが、相手の流れの中で辛抱強く戦えた。最後まで集中力は切れなかった。勝ち点1だが、されど勝ち点1。また一つずつ階段をのぼっていきたい」。残り10試合で2位の鹿島とは勝ち点4差。厳しく、長いアウェー結線を乗り越えた先に悲願の初優勝がみえてくる。

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2019年8月24日のニュース