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神戸イニエスタ PK&超絶パス 惜別の全力プレー

[ 2019年8月24日 05:30 ]

明治安田生命J1第24節   神戸6―1鳥栖 ( 2019年8月23日    駅スタ )

<鳥栖・神戸>現役最終戦の鳥栖・トーレス(左)と神戸・イニエスタが競り合う(撮影・岡田 丈靖)
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 イニエスタなりの流儀で親友に別れを告げた。スペイン代表で苦楽を共にしたフェルナンド・トーレスのラストマッチ。感傷的なシーンは2ショットで記念撮影に応じた試合開始まで。ピッチで背番号8は最高のプレーを見せることで敬意を示した。

 前半20分に2点目のPKを決め、同22分には自陣から浮き球をダイレクトで前線の古橋に送る超絶パス。3点目の起点にもなった。

 「彼の引退試合の対戦相手になるなんて不思議な気分だよ」。12歳から知る盟友とは昨夏、ほぼ同じ時期にJリーグへ新天地を求めた縁もあった。ただ、全力プレーが影響したのか、前半終了間際に左太腿を痛め途中交代となった。

 同じくスペイン代表のビジャも後半34分からピッチへ。試合終了後、3人は互いに熱く抱擁を交わした。神戸の2人は取材対応はなし。今季最多6得点の快勝がラストメッセージになった。

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