39歳小野 J2琉球に電撃移籍!最北端から最南端へ「沖縄でも元気な姿を」

[ 2019年8月5日 06:00 ]

練習で汗を流す札幌MF小野
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 小野のシーズン中の電撃移籍が決まった。札幌の元日本代表MF小野伸二(39)がJ2の琉球に完全移籍することが4日、分かった。小野は14年に札幌に加入し、在籍したクラブでは最長となる6シーズンを過ごした。現在は札幌での最後の試合となる10日の浦和戦(札幌ドーム)に向けて調整し、13日から琉球の練習に参加予定。5日にもクラブから正式に発表される。

 天才が札幌に別れを告げる。新天地はJ2の琉球。常に新しい刺激を求め、挑戦を続けてきた小野らしい決断となった。

 「この年齢でもオファーを頂けた。感謝ですし、琉球も僕がコンサドーレに来た時と似た状況。最北端から最南端。北が盛り上がったので、これから盛り上げのお手伝いができれば」と移籍の理由を語った。

 札幌には14年から6シーズン在籍。「連続でいたクラブでは最長。思い入れは凄くある」。小野が加入後にはチームが急成長を遂げ、16年に5年ぶりのJ1昇格。翌17年には16年ぶりのJ1残留。さらにペトロヴィッチ体制の昨季はJ1でクラブ史上最高の4位となった。「若い選手が力をつけ、頼もしくなった。一人一人の意識が高くなり、J1に居続けたい、勝ちたいという選手が多くなった」とうれしそうに語る。

 今季はここまでリーグ戦の出場機会はなし。左膝などのケガの影響で復帰と離脱を繰り返し、公式戦は3月のルヴァン杯2試合に先発出場したのみ。先月22日に琉球からオファーがあり、選手としてやりきりたいという思いで移籍を決断した。「(琉球は)魅力のあるチーム。J1に上がることを目標に沖縄でも元気な姿を見せたい」。カズや中村俊輔のいる横浜FC戦(17日、タピスタ)でのデビューを目指す。

 札幌でのラストゲームは10日のホーム浦和戦。浦和には計6年在籍。「少しでも(試合に)関われれば。しっかりと(練習で)アピールしたい」。クラブも貢献度の大きなベテランに対し、移籍セレモニーを計画しており、天才が北の大地の最後を華麗に彩る。

 ◆小野 伸二(おの・しんじ)1979年(昭54)9月27日生まれ、静岡県出身の39歳。98年に清水商から浦和に入団。01年にオランダ1部フェイエノールトへ移籍し、UEFA杯(現・欧州L)優勝に貢献。06年浦和に復帰し、その後はオーストラリアのウェスタンシドニーなどを経て14年6月から札幌。98年フランス、02年日韓、06年ドイツとW杯3大会連続出場。J1通算201試合29得点、J2通算63試合9得点。国際Aマッチ通算56試合6得点。1メートル75、76キロ。右利き。

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