×

柴崎 4カ月ぶりリーグ戦出場 ゴール起点でヘタフェ快勝貢献

[ 2019年4月21日 23:10 ]

スペイン1部第33節   ヘタフェ3―0セビリア ( 2019年4月21日    スペイン・ヘタフェ )

 スペイン1部リーグ、ヘタフェの日本代表MF柴崎岳(26)が、約4カ月ぶりに今季リーグ4試合目(公式戦6試合目)の出場を果たした。

 21日、ホームのセビリア戦に4―4―2の右MFで先発出場。ヘタフェでの出場は、昨年12月15日の第16節レアル・ソシエダード戦に先発して以来、リーグ17試合ぶりだった。1~2月に日本代表でアジア杯に出場した後は、前節までリーグ10試合で2試合にベンチ入りしただけで試合出場はなかった。

 天王山での“サプライズ起用”だった。前節までヘタフェは勝ち点51の5位、相手のセビリアは勝ち点52の4位。来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権(4位以上)を勝ち点1差で争うライバルとの直接対決でのボルダラス監督のスタメン抜てきに、得点に絡む結果で応えてみせた。

 序盤は右MFでプレーしていたが、前半17分からは左MF、同27分からはトップ下でプレー。右CK、FKのキッカーも任され、2―0で迎えた後半8分にはゴールの起点となった。右サイドからFWマタへスルーパスを送り、マタのクロスから試合を決定付ける3点目が生まれた。守備でも前線から積極的にプレスをかけて貢献。後半16分に交代する際には、ホームのファンから大きな拍手が送られた。

 チームはそのまま3―0で逃げ切りに成功。勝ち点を54に伸ばしてセビリアを抜いて4位に浮上し、クラブ史上初の欧州CL出場へ大きく前進した。

続きを表示

2019年4月21日のニュース