浦和 興梠“カズ王手弾”J1通算138点「スターに並べるのはうれしい」

[ 2019年4月21日 05:30 ]

明治安田生命J1第8節   浦和1―0神戸 ( 2019年4月20日    埼玉 )

<浦和・神戸>前半8分、PKを決める祝福される浦和・興梠=中央(撮影・大塚 徹)
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 各地で7試合が行われ、浦和は神戸を1―0で下し、平成最後のホーム戦を勝利で締めくくった。前半10分、FW興梠慎三(32)が獲得したPKを自ら決めて決勝ゴール。これがJ1通算138点目で歴代6位のFW三浦知良(現J2横浜FC)の記録に“王手”をかけた。神戸は3連敗。また、G大阪のMF遠藤保仁(39)は大分戦で同点ゴールを挙げJ連続得点を22年に伸ばした。

 ほんの一瞬の隙も見逃さなかった。前半10分、相手DFが転倒。一気に詰めた興梠は、ボールをさらうとエリア内に一直線――。最後は相手DFダンクレーに倒され、PKをゲットした。キッカーは当然、興梠。短い助走からフェイントを入れ、相手GKの逆を突き、右へ流し込んだ。

 2戦連続で1―0と薄氷を踏む勝利。試合後の興梠が「今日はホームだった?アウェーじゃなかった?」と苦笑するほど、FWとしては我慢の時間が続いた。現状ではブロックを形成し、守備からリズムをつくる戦いが、勝利への近道。だからこそ興梠は少ない好機に牙をむいた。

 平成で積み上げた得点はこれでJ1通算138点目。歴代6位のカズの記録に王手をかけた。「サッカー界のスーパースターに記録で並べるのはうれしい。ここまで来たら抜きたい」。浦和でのJ1通算得点も89点とし、福田正博の91点までマジック2。平成ラストマッチとなる28日の清水戦での更新も射程圏に入った。

 この日神戸のMFイニエスタが不在。今季J1最多の5万4599人観衆も、イニエスタに特化した20分間の映像を編集し対策を練った浦和も肩透かしを食らったが何より大切な勝ち点3を手にした。「内容が悪くても勝つチームが本当に強いチーム」と興梠。赤い悪魔にしぶとさが出てきた。

 《橋岡左太腿負傷交代》浦和のU―20日本代表DF橋岡が左太腿を負傷し、後半12分に途中交代を余儀なくされた。試合後は「深刻な状況ではないと思います」と話したが、今後は病院で検査を受ける見通しで試合後は患部を圧迫、松葉づえをつきながら会場を後にした。5月23日開幕のU―20W杯ポーランド大会の代表発表が来月上旬に迫っており、心配な状況となった。

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