新生神戸は苦難の船出 ビジャ&イニエスタ欠場で3連敗

[ 2019年4月21日 05:30 ]

明治安田生命J1第8節   神戸0―1浦和 ( 2019年4月20日    埼玉 )

<浦和・神戸>不発に終わった神戸・ポドルスキ=左(撮影・西尾 大助)
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 監督交代という劇薬を投じても、その効果は見られなかった。三木谷浩史会長がスタンドから見守る中、神戸に痛すぎるミスが発生したのが前半8分だ。自陣でボールを持っていたDF大崎が足を滑らせ、FW興梠に独走を許す。DFダンクレーが追いつくも、ペナルティーエリア内で倒してしまいPKを献上。これを同10分に興梠に決められ、結果的に決勝点となった。

 「全体的に自分たちがボールを持ちながら試合をできたけど、結果は負けたので。そこは受け止めて修正しないといけない」

 リージョ前監督の事実上の解任を受け、17日から指揮を執る吉田新監督は船出を飾れず、厳しい表情で振り返った。ここ3試合で9失点と苦しんだ守備は最少失点で改善の兆しが見えた一方、今度は自慢の攻撃陣が7試合ぶりの無得点。右内転筋痛の元スペイン代表FWビジャが2戦連続、さらに元スペイン代表MFイニエスタが今季初めて欠場した影響がモロに出た。

 後半26分には元ドイツ代表FWポドルスキが途中交代。「VIP」トリオがそろっていなくなった攻撃陣に怖さはなく、今季初の3連敗となった。イニエスタの状態に関して、吉田監督は「大きな問題じゃないし、その程度のケガ」と説明。絶対的な背番号8は軽症のようだが、神戸が抱える問題は少なくない。

 神戸の主将を辞任した元ドイツ代表FWポドルスキが、その真意を浦和戦後に明かした。17日に自らのツイッターで主将の座を返上したことを表明。以前から辞任を考えていた中で、吉田新監督と話し合い「自分に対する信頼が見えなかった」ことから最終決定に至った。

 「3~4週間前からチームの状態が落ち着かず、その時から考えていた。今回、監督が代わったタイミングで監督と話をして、その中で自分に対する信頼もハッキリしたものが見えなかったので、主将マークを返した」

 投げやりになったのではなく、チームを思っての決断。「目標に向かって、またゼロから進んでいくという意味でも、こういう行動を取った。今まで通り、全てをクラブのためにささげて戦っていく」。今後は基本的にイニエスタが主将を務めるもようだ。

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