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最下位の鳥栖、カレーラス監督がサポーター前に“続投宣言” トーレスも「誇りに思えるチームを」

[ 2019年4月21日 22:18 ]

練習前にサポーターへの決意表明を行った鳥栖の選手、スタッフと、あいさつに立つカレーラス監督
Photo By スポニチ

 J1最下位の鳥栖は21日、公開練習前に集まったサポーターを前に監督、選手、スタッフが異例の決意表明を行った。

 前日の松本戦に0―1で敗れ、3連敗。開幕からリーグ戦8試合で1得点しか奪えておらず、1勝1分6敗で最下位に沈んでいる。

 標ぼうするポゼッションサッカーが機能せず、結果を出せていないルイス・カレーラス監督(46)へサポーターからの解任要求の声も高まるなか、指揮官は「人生の中で難しい状況に陥ることもある。サッカーも同じ。今はそれを乗り越えようとしているところ。サポートをお願いします」と熱弁。続けて5人制の主将の1人、FWフェルナンド・トーレス(35)が「勝った時も負けた時も常にサポートしてくれて感謝している。みなさんが誇りに思えるチームを作る」と誓うと、サポーターからは拍手がわき起こった。

 成績の低迷を受け18日に開かれた報道陣非公開のサポーターミーティングでは、指揮官の解任を否定し「松本戦の内容次第」と明言していたという竹原稔社長(58)の決断に注目が集まっていたが、改めて監督人事について問われると「今のを見て判断してください」と一言。竹原社長や強化担当者の提案で急きょ開催された巻き返しへの決意表明で、サポーターからの支持、理解を得たとして、続投宣言に代えた。

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2019年4月21日のニュース