浦和加入のDF山中、イバラの道切り開く“悪魔の左足”

[ 2019年2月16日 10:00 ]

山中亮輔
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 【19年J1注目の男(13)浦和】あの108秒弾の衝撃を再び――。大型補強の一角、DF山中の左足が、研ぎ澄まされてきた。開幕前、唯一の練習試合となった沖縄SV戦(9日)では早速、アシストもマーク。「初めの試合が大事。プロでやっていくには与えられたチャンスをモノにしないと落ちていく」。まさに名刺代わりの一撃だ。

 安定を捨て、イバラの道を選んだ。横浜に残ればプレー機会は約束されていた。だが「もう一段階アップするため決断しました。レッズで活躍できればJでは突き抜けた存在になれると思う」。左サイドではDF宇賀神としのぎを削る。山中がフィットしてくれば左に山中、右に宇賀神の構想もあるという。

 移籍後、主将のMF柏木と食事に出かける機会が多い。その柏木から「私服がいつも真っ黒」といじられても「おしゃれな陽介君にそう言われればうれしい」とポジティブに返す。ピッチ上ではレフティー同士、共通の感性を感じるという。実戦で生かされる日も近いはずだ。

 昨年11月、キルギス戦でA代表デビューすると開始直後に左足でミドル弾。わずか108秒で自分の名を日本中に知らしめた。代償として左ハムストリングを負傷。アジア杯出場は逃したが「それによってレッズに来られたとも思っています。運命を感じます」。名刺代わりの一撃は得意とするところ。浦和の左サイドに赤き稲妻が走る。

 ◆山中 亮輔?(やまなか・りょうすけ)1993年(平5)4月20日生まれ、千葉県出身の25歳。柏の下部組織出身で高校3年だった11年にはクラブW杯でメンバー入り、12年にトップチーム昇格。16年に横浜へ移籍した。年代別日本代表にも選出され、リオ五輪アジア予選に出場もケガのため本大会は落選。昨年、A代表デビュー。J1通算89試合6得点。1メートル71、65キロ。利き足は左。

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