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中島 カタール1部デビュー、決勝ゴール起点!ドリブルから絶妙スルーパス

[ 2019年2月17日 00:44 ]

カタール1部第16節   アルドハイル1―0アルサイリヤ ( 2019年2月16日 )

カタール1部アルドハイル入団会見で、背番号10のユニホームを披露する中島翔哉
Photo By 共同

 ポルトガル1部ポルティモネンセからカタール1部アルドハイルに加入した日本代表MF中島翔哉(24)が新天地デビューで決勝点に絡んだ。

 背番号10の赤いユニホームに身を包み、セリエAユベントスから加入したモロッコ代表DFベナティアらとともに左MFで先発出場。ポルトガル時代よりも中央寄りでのプレーが多く、司令塔役を担った。

 FK、CKキッカーを任され、前半44分には右サイドを流れてクロスを供給。後半4分に浮き球のパス、同5分にドリブルからスルーパスと立て続けにチャンスをつくり、22分にはカットインからの右足でミドルシュートを放った。

 後半25分には先制ゴールの起点となった。中央でドリブルから絶妙なスルーパスを送り、その折り返しをモロッコ代表FWエルアラビが決めた。これが決勝ゴールとなり、1―0の勝利に大きく貢献。後半45分に交代する際には、空席が目立ったスタンドから拍手が送られた。

 アジア杯は右ふくらはぎの負傷で不参加だったため、実戦は1月2日のベンフィカ戦以来。約1カ月半ぶりのプレーで復調を印象づけた。

 中島は今月3日、日本選手最高とみられる移籍金3500万ユーロ(約43億7500万円)の4年半契約で加入。5日の入団会見で「すべてが自分にとって魅力的だったので決めた」と語っていた。

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2019年2月16日のニュース