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元日本代表守護神・川口能活が現役引退 43歳 W杯4度出場

[ 2018年11月4日 17:21 ]

現役引退を発表したGK川口能活
Photo By スポニチ

 サッカーのワールドカップ(W杯)に4度出場した元日本代表GK川口能活(43)が今季限りで現役を引退することが4日、分かった。所属先のJ3相模原が発表した。14日に相模原市内で引退会見を行う。

 川口は清水商(現清水桜が丘)高から1994年に横浜入りし、95年に新人王を獲得。ポーツマス(イングランド)、ノアシェラン(デンマーク)と海外でのプレーを経て2005年に磐田入り。その後、J2岐阜を経て16年からJ3相模原でプレーしていた。通算出場はJ1が421試合、J2が43試合、J3が42試合。

 日本代表の守護神として98年フランス大会、02年日韓大会、06年ドイツ大会、10年南アフリカ大会と4大会連続でW杯に出場するなど国際Aマッチ116試合に出場。U―23日本代表として出場した96年アトランタ五輪では、スーパーセーブを連発して王者ブラジルを破る”マイアミの奇跡”を演出した。

 川口は所属する相模原を通じてコメントを発表。「今シーズンで引退することを決めました。とにかく今は感謝の気持ちしかありません。僕がプレーした横浜F・マリノス、ポーツマスFC、FCノアシェラン、ジュビロ磐田、FC岐阜、SC相模原の各クラブに携わる全ての方々、応援してくれるサポーター、両親、家族、サッカー人生で出会い力をいただいた全ての人達、そして一緒にプレーした先輩方、仲間達に感謝の気持ちを伝えたいと思います。自分の気持ちはまた改めて引退会見の場でお話しさせていただきたいと思います」としている。

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2018年11月4日のニュース