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川崎F、3発快勝で連覇王手!家長「あと3試合…気長にやる」

[ 2018年11月4日 05:30 ]

明治安田生命J1第31節   川崎F3―0柏 ( 2018年11月3日    等々力 )

前半33分 ゴールを決めた谷口(左下)と抱き合う中村、奈良(左上)。右は小林(撮影・久冨木 修)
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 5試合が行われ、首位の川崎FはMF家長昭博(32)らのゴールで柏を3―0で下し、連覇に王手をかけた。2位の広島は磐田に2―3で逆転負けし4連敗。川崎Fは10日のアウェーC大阪戦に勝てば、2年連続2度目の優勝が決まる。

 驚異の修正力でリーグ連覇に王手をかけた。終わってみれば残留争い中の柏に力の差を見せつけ3―0で快勝。10日のC大阪戦に勝てば、2試合を残して優勝が決まるところまでこぎ着けた。それでも前半21分に先制点を決めた家長は、周囲の熱狂を制するかのごとく「あと3試合で決めれば良い。気長にやります」と、独特の表現で振り返った。

 逆転勝ちした10月20日の神戸戦に続き、敗退となった同24日の天皇杯・山形戦でも3失点。今季鉄壁を誇ったDF陣が突如、崩れた。その中で鬼木監督は31日の練習後にセンターバックの奈良と谷口を呼び、青空ミーティングを敢行。修正点に加え「信頼は変わらない」と声を掛けた。

 その効果はてきめんだった。柏の5バックを想定した練習も的中し、MF中村も「しっかり準備してきたことをやって勝てた」と満足げ。「シルバーコレクター」を返上してから1年。もはや黄金時代到来とまで予感させる川崎Fが、次節ですんなり連覇を決める。

 ≪次節にもV決定≫首位の川崎Fは次節(10日)にも優勝の可能性がある。2位広島とは残り3試合で勝ち点差は7。アウェーC大阪戦に○ならば無条件。△の場合は2位広島が△か●、●の場合でも広島が●で連覇が決まる。

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