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長友 「堂安は僕に質問攻め」 今後に高い期待を寄せる

[ 2018年10月17日 20:42 ]

成田空港で出国前に取材に応じる長友
Photo By スポニチ

 4―3で強豪ウルグアイを破った親善試合から一夜明けた17日、日本代表DF長友佑都(32=ガラタサライ)がトルコへの出発前に成田空港で取材に応じた。ウルグアイ戦でA代表初ゴールを挙げたMF堂安律(20=フローニンゲン)について言及。今後に高い期待を寄せた。

 「堂安は、とにかく貪欲な性格で、どこにいてもすごく質問攻めでね。世界のサッカーのことだったり、あとは移籍のことだったり、代表のことも含め、いろんなことについて、僕に質問攻めだったんで」。

 そう切り出すと、かつての自身の姿思い出すように笑顔を浮かべて続けた。

 「僕が初めて代表に入ったときに、中村俊輔さんとか、先輩方に質問攻めしてたころを思い出して。彼自身、成長できるなという確信を得ていますね。サッカー選手としてだけじゃなくてね、やっぱり人間としてもすごく吸収力があって、成長できる、成功できる要素が本当に彼自身あるんじゃないかな、と」。

 堂安、中島、南野ら若い世代が躍動したウルグアイ戦。代表解散前には、そんな新戦力たちにハッパを掛けたという。「ビッグクラブで活躍する、日本代表で中心になる、W杯で結果を出す、常にそのことを意識してやって欲しい」と。それは同時に、自分自身を「戒める」ための言葉でもあった。

 「僕自身も貪欲な気持ちを忘れないように。後輩たちに言葉をかけてるけど、自分自身に言い聞かせているという部分でもあります。自分自身も向上心、モチベーションみたいなものがないと、自分を奮い立たせないとね、これから先、そんな甘い世界ではないので」。22年W杯カタール大会を「通過点」とする32歳は、引き締まった表情で機上の人となった。

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2018年10月17日のニュース