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イニエスタ チームと自らの“成長”誓う 私生活では「日本は居心地良い」

[ 2018年10月17日 13:51 ]

合同インタビューに応じる神戸MFイニエスタ
Photo By スポニチ

 J1神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)が16日、合同インタビューに応じた。今夏の加入後は初めてで、TVカメラ10台、計29社80人が集結。25分51秒、日本での生活や神戸の街の印象ついて語った。主な一問一答は以下の通り。

 ――来日して3カ月が経ったが

 「ポジティブなものだと感じている。今は日本での生活、仲間であったり、リーグ、サッカーに適応している期間だと思っている。個人としても、プロとしても、自分の最高バージョンを提供できるように今後も日々成長していきたい。そのための挑戦だね」。

 ――中断明けで見せたいプレーはあるか

 「常に改善できるものはある。特にチームの結果を見れば、改善できる点、足りない点はある。でも最近は皆も激しく、強い気持ちで練習に臨んでいる。個人としても改善してベストな状態で臨みたい。最終的に順位表の高い位置で終えられたらと思っている」

 ――リージョ新監督が9月から就任したが

 「どの監督でも、それぞれのやり方を持っている。新しいスタッフは組織、個々のレベルを上げることを目標に来た。練習でしていることを試合でも実施できると信じて、練習に打ち込んでいかないといけない」

 ――神戸でのプライベートな生活はどうか

 「最初から皆さんの歓迎を受けた。ファン、街中で会う人々の歓迎に家族として感謝している。居心地良く生活している。家族は神戸の生活や日本文化に適応している。日本に住んでいる期間は素晴らしく、楽しいものにしたい。もちろん、良い結果も残したいよ」

 ――お気に入りの場所は見つかったか

 「いくつかお気に入りのレストランは見つけた。三宮を散歩したりして自分の名前が入った花時計の前も通ったよ。神戸は素晴らしい街で、家族とともに楽しんでいる。おすすめの場所があれば教えてよ(笑い)」

 ――近年、神戸からは日本代表が出ない。近い選手はいるか

 「個人名を挙げるのは難しい。ナショナルチームはレベルの高い選手だけが選ばれる。ウチのチームから将来的に、もしくは一緒にプレーしている仲間から出てくれれば嬉しいよ。それはウチにレベルの高い選手がいるという証明だからね。僕としては一緒にプレーしている選手がベストな選手だと思っているけど、それは代表監督が選ぶことだ」

 ――神戸のサッカー熱を高めるためには

 「ホームスタジアムでプレーしてみて、常に神戸サポーターは凄く素晴らしく、熱があると感じているよ。さらに高めるためにはサポーターに親近感を持ってもらうこと、そしてチームがスタッフを含めて良い仕事をしていると認めてもらうこと。そこは良くなっていくと確信している」

 20日には川崎Fとの1戦が控える。6日の長崎戦で連敗を「5」で止めたものの、リーグ戦は6試合勝ちなしが続く。足の負傷が癒えつつあるイニエスタの“魔法”が苦しむチームを救うか。

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2018年10月17日のニュース