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F・トーレスが鳥栖を選んだ理由は熱意「最初に関心示してくれた」

[ 2018年7月15日 13:32 ]

入団会見で鳥栖のユニホームを手にするフェルナンド・トーレス(AP)
Photo By AP

 鳥栖への入団を発表した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス(34)が15日に来日し、都内で記者会見を行った。推定年俸は7億5000万円。契約は1年半で1年延長のオプション付き、背番号は9。

 F・トーレスは「皆さん、こんにちは」と日本語であいさつ。「私にとっては1つの大きな挑戦。サッカーでももちろん、文化面でも。クラブの目標を達成することが私の仕事。数年間で重要なクラブにすることは、努力していけば達成できると確信している」と意気込みを語った。「ゴールの数という形で目標を定めたことはない。最終的な目標は試合に勝つと言うこと」と数字の目標を掲げなかった。

 F・トーレスは下部組織でもプレーしたAマドリードを今季限りで退団。世界的ストライカーの獲得を巡っては、水面下で激しい争奪戦が繰り広げられた。5月30日にはJリーグ公式サイトで鳥栖が獲得したとフライング発表がなされ、Jリーグが謝罪文を掲載するなどの“混乱”が起き、一時は金銭面で折り合わず破談したとも噂されていたが、粘り強い交渉で鳥栖が獲得に成功した。

 鳥栖を選んだ理由については「過去数カ月、多くのオファーがありましたが、最初に関心を示してくれたのは(鳥栖の)竹原社長でした。数カ月に渡って話すことができ、時間が欲しいと言うことを尊重してくれたし、私たちの必要としていることに対して、大変な尽力をしてくれた」と明かし、「日本は素晴らしい目的地だと感じた。新しい文化、言語、国を学ぶことができる、幸せな日々を送れると確信できた」と語った。

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