×

森保氏 次期代表監督の候補は「ありがたく光栄」 就任要請はまだ

[ 2018年7月15日 21:18 ]

味の素スタジアムで取材に応じたU―21日本代表の森保監督
Photo By スポニチ

 サッカーの東京五輪男子代表の森保一監督(49)が15日、西野朗氏の後任となる日本代表監督の最有力候補となっていることについて「すごくありがたく、光栄なことだ」と述べた。J2第23節の東京V―山口を視察した東京・味の素スタジアムで取材に応じた。日本サッカー協会からの就任要請は、まだないという。

 16強入りした日本代表のコーチとして戦ったワールドカップ(W杯)ロシア大会後は、休養に充てた。この日から東京五輪に向けた視察を再開し「まずは五輪のことを考えたい。今日もそのために来ている」と話した。

 年齢制限のない日本代表と、本大会は原則23歳以下で戦う東京五輪代表を兼務する場合、強化日程の重なる点が懸念される。森保氏も「一つの体で同時に二つのことはできない」と語っており、サポート態勢を整える必要がある。

 低い評判を覆したW杯の経験を今後につなげる必要も感じており「日本人らしさが詰まった戦いだった。誰が監督をやるにしても、継承していかなければならない」との言葉には責任感がにじんだ。

 日本協会は20日の技術委員会、26日の理事会を経て次期代表監督を選ぶ見通し。

続きを表示

2018年7月15日のニュース