札幌 ミス連発で痛恨の連敗…これが昇格への重圧か

[ 2016年10月31日 05:30 ]

明治安田生命J2第38節 ( 2016年10月30日    うまスタ )

熊本に敗れ今季初の連敗に放心状態の札幌イレブン
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 痛恨の連敗だ。J2首位の札幌は30日、アウェー(うまスタ)で熊本と対戦し、0―2で敗れ、今季初の連敗を喫した。敵地ではここ6試合勝ちなしで、勝ち点は78のまま。J1自動昇格を争う3位・清水には勝ち点6差に迫られたばかりか、2位・松本とは勝ち点3差に縮められた。残りは4試合。最短でのJ1昇格は11月6日となり、J1昇格への正念場を迎えた。 試合結果  順位表  得点ランキング

 これが見えない昇格への重圧なのか。土壇場にきて今季初の連敗。敵地では6試合勝ちなしとなった。FW都倉は悔しさのあまり、試合終了後に自らのユニホームを引きちぎった。そこまでして欲しかった勝利。勝ち点1すら積み重ねられなかった現実に、四方田監督は必死に前を向くことしかできなかった。

 「ここ数試合、悪い流れ、うまくいかないことが続いている。精神的に切れずに残りの試合を戦っていきたい」。課題の立ち上がりで、前節22日の東京V戦に続いて前半に失点を許した。今季初先発となったDF永坂が前半11分に痛恨のPKを許し、流れを失い、3試合連続の2失点。今の札幌に、堅守で首位を走ってきた面影はない。DF増川は「攻撃は(点を)取れるときもあれば取れないときもあるけど、守備はある程度計算できる。メンタルの部分で強気な部分を出していかないと」と肩を落とした。

 攻撃も機能しない。MFマセード、FWヘイスを故障で欠く布陣。ともに今季2度目の先発出場となったMF上原をトップ下、MF前貴を右MFに起用した。攻撃面で大きなミスはないが、出し手と受け手のパスのズレなど連係面での細かいミスが多く、リズムが生まれない。前半はわずかシュート1本。後半途中からは故障明けのMFジュリーニョ、18歳のFW菅を投入してチャンスは増えたが、ゴールネットは揺らせなかった。

 これで自動昇格を争う3位・清水との勝ち点は6に縮まった。2位・松本とは3差。優勝はもちろん、自動昇格まで危うくなってきた。DFリーダーの増川は言う。「(J1昇格を)手放すのか、つかむかは自分たち次第」。残り4試合。札幌に試練の時が訪れている。

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