松本 三島2戦連発弾で“鬼門山形”初勝利!首位と3差に迫る

[ 2016年10月31日 05:30 ]

明治安田生命J2第38節 ( 2016年10月30日    NDスタ )

山形戦の後半38分、先制となる値千金の2試合連続弾を決め、祝福される松本FW三島(右から2人目)
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 リーグ2位のJ2松本は1―0で17位・山形を下した。後半38分に交代出場したMF宮阪政樹(27)の左CKをFW三島康平(29)が頭でねじ込み2戦連続弾。前日29日に3位・清水が勝利し、敗戦なら得失点差で3位転落という重圧の中、アウェー山形で価値ある白星を挙げた。クラブ記録の連続不敗を14試合に伸ばし、J1昇格へ、また一歩前進した。 試合結果  順位表  得点ランキング

 “代打”成功だ。0―0の後半38分、左CKを得た山雅は正確なキックが武器の宮阪を投入。ファーストタッチのCKで同35分から出場していた三島がニアサイドで頭を合わせた。空中戦に絶対的な強さを持つ男が値千金の一撃。前半45分に退場者が出た山形を攻略できない状況が続いていたが、勝利の扉を開いた。

 2人の長所が重なった。いきなりアシストの宮阪は昨季まで山形に4年在籍。よく知る古巣相手に「狙い通り。持ち味が出せた」と話し、2戦連発の三島も「(前所属の水戸で)前回やったときにもニアに入れた。いいイメージで臨めた」。水戸では6月26日の山形戦で右CKからニアに飛び込んでゴール。2人がそろって経験を生かし、反町康治監督(52)は「こじ開けるのが難しいと思った矢先のゴール。宮阪にしか蹴れないボール、三島しか触れないボールだった」と目を細めた。

 重圧を打ち破った。試合前日の29日に勝ち点3差をつけていた3位・清水が勝利し、敗戦すれば7月の第22節以降キープする自動昇格圏の2位から得失点差で滑り落ちる状況だった。精神面への影響を懸念した反町監督は試合前に「自分たちの流儀で最後まで試合をやろう」とイレブンに伝えた。他の試合結果にとらわれずにプレーしようというこの一言に、先発のDF後藤は「心が軽くなった」と明かす。選手たちの意志が統一された。

 5年間、同一リーグでで戦う山形には昨季まで8戦未勝利も、1―0だった6月19日のホーム戦に続いて連勝。過去3分け1敗だった敵地でも初勝利を挙げた。「(途中出場の選手が)ピンポイントで活躍することはあまりない。これがシーズン終盤でうれしい」と反町監督。残り4戦に勢いを与える白星となった。

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