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OA枠候補に浦和・興梠再浮上 「6月いっぱい」めどに絞り込み

[ 2016年6月11日 07:30 ]

OA枠候補に浮上した浦和の興梠

 U―23日本代表のスタッフ会議が10日に都内で行われ、日本オリンピック委員会(JOC)への派遣登録手続きを先送りすることを決めた。当初はこの日が期限だったが、主力に多く出ている故障者の回復具合を見極めるための措置で、JOCからも了承を得たという。

 期限が延びたことでOAについても再考される見通し。強化部会ではFW大久保(川崎F)やDF塩谷(広島)、DF藤春(G大阪)ら5人に絞り込まれたが、かつて候補に挙がっていたFW興梠(浦和)が再浮上したもよう。

 複数の関係者によると第1ステージ優勝クラブから選出する案があり、浦和は他クラブより消化試合が2試合少ない現時点で首位・川崎Fと勝ち点4差とV圏内。霜田氏は新たな期限について「6月いっぱい」とめどを示しており、25日の第1ステージ終了を待って選出することもできる。OA枠を含む18人の五輪出場メンバーの発表は7月の上旬。48年ぶりのメダル獲得を目指し、ギリギリまで選考を続ける。

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2016年6月11日のニュース