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U22 苦手クロス克服できず…湘南に主導権握られ辛くもドロー

[ 2015年11月27日 05:30 ]

<U―22代表・湘南>前半、U―22のGK・櫛引が湘南・菊地にゴールを決められる

 16年リオデジャネイロ五輪アジア最終予選(来年1月12日開幕、カタール)に出場するU―22日本代表候補は神奈川合宿最終日となった26日、湘南と強化試合を行い1―1で引き分けた。

 “本番”まで2カ月を切ったが課題が残った。0―0の前半27分、2度のクロスの処理が小さく、こぼれ球を拾われて湘南MF菊地にミドルシュートを決められた。MF遠藤主将は「クリアをはっきりはね返さないといけない。中東のチームも(クロスを)入れてくる」と、反省した。中東対策をテーマに掲げて臨んだ今合宿。ミーティングでは、特に守備面でのポジショニングの修正を図ってきた。クロスへの対応も練習したが、一朝一夕にはいかなかった。

 後半43分にFW鈴木の得点で追いついたがドロー。視察に訪れたA代表のハリルホジッチ監督は試合後、ロッカールームで選手らに「勝たなきゃいけない」と厳しい評価。手倉森監督も「うまさは示しているが、勝たなければいけない」と、勝利の重要性を説いた。

 最終予選までに残す活動は12月の中東遠征、石垣島合宿。1月のカタール直前合宿のみとなった。残された時間は少ないが五輪切符獲得へ課題修正を図っていく。

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2015年11月27日のニュース