岐阜ＭＦ宮沢が引退発表「とても幸せなサッカー人生でした」

　Ｊ２岐阜は２７日、 ＭＦ宮沢正史（３７）が今シーズン限りで現役を引退すると発表した。

　宮沢は０１年にＦＣ東京に入団し、正確なキックが武器のボランチとして活躍。０７年に大分に移籍し、翌年は仙台でプレーした。０９年に大分に復帰すると、１２年にはクラブのＪ１昇格に大きく貢献。１４年に岐阜へ移籍し３１試合に出場したが、今季は１５試合の出場にとどまっていた。

　クラブを通じて、「今シーズンを最後に現役を引退することを決断しました。寂しい想いや悔いはありますが、積み重ねてきた１５年は何事にも変えられない時間であり、とても幸せなサッカー人生でした。大きな怪我もなく最後まで全力でやりきった今は、とても清々しい気持ちです。たくさんの方に支えられて、ここまで頑張ることができ、全ての皆さんに心から感謝しております。今後については、ここまで育ててくれたサッカーへの感謝の気持ちと情熱を持って、新たなステージでチャレンジしたいと思っております。広い視野で違う角度からサッカーを学び、いつか皆さんと再会出来ることを願って努力していきます。皆さん、今まで１５年間本当にありがとうございました」とコメントした。