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大儀見 意地の1発も顔ゆがめ「力不足」…未来へ「何か変えないと」

[ 2015年7月6日 10:51 ]

<日本・米国>前半、ゴールを決めガッツポーズの大儀見
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サッカー女子W杯カナダ大会決勝 日本2―5米国

(7月5日 バンクーバー)
 前半15分で4点のビハインド。絶望ともいえる展開の中、なでしこのFW大儀見があきらめない姿勢で勇気をもたらした。前半27分、MF川澄のクロスを受けると、体を反転させて左足を振り抜いた。ここまで6試合で1得点とエースとしては納得のいかない試合が続いていたが、最後の最後でしっかり仕事。「少しずつ形になってきたものを、個人的には最後に結果として残せた」と表情を緩めた。

 それでも試合を通して感じたことは「力不足」。フィジカル、技術…。「もっと進化しないといけないと感じたし、勝利に導けず個人的にはまだ足りないものがたくさんあった」と完敗を認めた。

 「何かを変えないと、本当に意味で評価され進化していけない」。女子サッカーの未来を思うからこそ厳しい言葉もつなげた。「女子サッカーの今後が掛かってくるので」。真っ赤にしたその目はすでに来年のリオ五輪に向けられていた。

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