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なでしこ8強入り!有吉弾で先制、阪口追加点 連覇へあと3勝!

[ 2015年6月24日 12:51 ]

オランダに勝利し、喜ぶ宮間(8)ら日本イレブン

女子W杯決勝トーナメント1回戦 日本2―1オランダ

(6月23日 バンクーバー)
 女子サッカーのワールドカップ(W杯)カナダ大会は23日(日本時間24日)、決勝トーナメント1回戦最後の1試合が行われ、大会連覇を目指す女子日本代表のなでしこジャパン(FIFAランク4位)がオランダ(同12位)を2―1で下し、2大会連続3度目のベスト8進出を果たした。

 日本は前半10分、FW大野忍(31=INAC神戸)のパスを左サイドで受けたMF宮間あや(30=岡山湯郷)が正確なクロスを送り、中央でフリーだったFW大儀見優季(27=ボルフスブルク)がヘディングシュート。このボールは惜しくもクロスバーに弾かれたが、相手のクリアボールを拾った右サイドバックのDF有吉佐織(27=日テレ)が右足でシュートし、ゴール左隅に突き刺して先制した。

 その後なかなか追加点が奪えず、31分には相手の左CKからあわやDF鮫島彩(28=INAC神戸)がオウンゴールという危ない場面もあったが、GK海堀あゆみ(28=INAC神戸)が弾いて難を逃れると、待望の瞬間は後半33分にやって来た。

 途中出場のFW岩渕真奈(22=バイエルンM)がスルーパス。それをペナルティーエリア内で受けた大儀見はシュートを打つことはできなかったが、ヒールパスで宮間に渡すと、宮間のパスを岩渕がスルーし、最後はMF阪口夢穂(27=日テレ)が左足で叩き込んだ。

 終了間際の後半47分には、ファンデフェンのヘディングシュートがGK海堀の体をかすめてゴールに吸い込まれる不運な失点を許したが、何とか1点差で逃げ切った。

 2大会連続3度目のベスト8入りを決めた日本は、連覇までこれであと3勝。日本時間28日午前5時キックオフとなる準々決勝では、4強入りを懸けてオーストラリアと対戦する。

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