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川澄&有吉“日体大コンビ”初の同時先発で右サイドを崩す!

[ 2015年6月24日 05:30 ]

公開練習でアップする大野(左)と有吉

W杯決勝T1回戦 日本―オランダ

(6月24日 バンクーバー)
 “日体大コンビ”が、右サイドをえぐり倒す。右サイドバックでオランダ戦先発が濃厚となった有吉が、右MFの川澄との連係でゴールに迫る。初戦スイス戦でも先発起用に応えた好調の27歳は「ワンタッチをうまく使うとか、引いた相手のバイタルをうまく使いたい。引いた相手をえぐれば、相手のセンターバックの真ん中が空くかボールウオッチャーになる」と攻撃参加のイメージを膨らませた。

 日体大の2学年違いの先輩後輩。川澄が4年時に右足前十字じん帯を断裂。その2年後には有吉が右足の同じ箇所を断裂。有吉の自宅には川澄から加圧トレーニングの器具、患部を固定するサポーターや手紙などが送られリハビリの励みになった。同じ苦難を乗り越えた2人の初のW杯同時先発の可能性が高まり、有吉は「相手を引き出しながらうまく飛び出せるようにしたい」と先輩との共演で活躍を誓った。

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