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有吉、先制弾は「思い切り打ったら入った」代表初ゴールで8強貢献

[ 2015年6月24日 13:21 ]

先制点を挙げた有吉(右)は大儀見と抱き合う(AP)
Photo By スポニチ

女子W杯カナダ大会決勝トーナメント1回戦 日本―オランダ

(6月23日 バンクーバー)
 代表初ゴールで8強進出に貢献したなでしこジャパンのDF有吉。終了間際に失点してまたも1点差での勝利となっただけに、試合後は「勝ててホッとしている」と安堵の笑みを浮かべた

 主将の宮間が「なるべく早い時間帯に先制できれば」と描いていたプラン通り、前半10分に先制点。左サイドでパスをつなぐと宮間のクロスから大儀見がヘッドで合わせたが、クロスバーを直撃。しかし相手DFのクリアミスを逆サイドで拾った有吉が右足で蹴り込み、大きな1点をチームにもたらした。

 1次リーグ初戦では体格で勝るスイス攻撃陣を封じるなど、初のW杯の大舞台で奮闘する27歳は「思い切り打ったら入ったので良かった」と得点シーンを振り返って笑顔をはじけさせた。「今日は距離も良くてワンタッチ、ツータッチでボールを動かしながら、流れの中で点が取れて良かった」と試合を重ねて攻撃の連携に手応えを感じているようで、27日(日本時間28日)のオーストラリアとの準々決勝に向けて「いい準備をして次も勝てるように頑張りたい」と力強く語った。

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2015年6月24日のニュース