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PK戦は運…選手労うアギーレ監督「このチームを誇りに思う」

[ 2015年1月23日 21:50 ]

香川(左)を励ますアギーレ監督

アジア杯準々決勝 日本1―1UAE(PK4-5)

(1月23日 シドニー)
 PK戦の末、準々決勝でその夢が絶たれたアギーレジャパン。「PK戦は何があってもおかしくない」。激闘を終えた指揮官の言葉に悔しさが混じった。

 グループリーグ3試合連続完封と鉄壁の守りを誇ってきたが「立ち上がりの10分はよくなかった」と前半7分、早々に先制を許した。それでも、その後はボールを支配し、UAEゴールに襲いかかったが、この日は1点が遠かった。

 後半9分にMF遠藤に代えて投入したMF柴崎が同36分に値千金の同点ゴール。流れを完全に呼び寄せたかと思ったが得点は奪えなかった。「試合をひっくり返すため、その後はいいプレーができたと思うが」と指揮官。それでも「(相手が)守備の形になってきたが、攻め込んでも勝てない。それが起こるのがサッカーだ」と淡々と振り返った。

 自身の八百長疑惑が浮上する中での戦い。だからこそ結果を残したいところだったが、結果はベスト8止まりだった。試合後選手にどんな言葉を掛けるのかと問われた指揮官は「称えるだけです」ときっぱり。「素晴らしい努力を見せてくれた。私はこのチームに誇りを感じている」と言い残してピッチを後にした。

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2015年1月23日のニュース