口内負傷も「問題ない」　森重、４戦連続完封勝利へ強行出場

練習する森重

サッカーアジア杯準々決勝 日本―ＵＡＥ

（1月23日 シドニー）
　ＤＦ森重が強行出場で１１年９月以来となる４戦連続完封を目指す。ヨルダン戦の前半３８分に接触プレーで顔面を強打し口内を負傷。だが、試合を翌日に控えた練習後に「歯茎が痛いというかかみ合わせが悪い。当たったら少し痛い」としながらも、「痛みは引いた。脳振とうもなかった。問題ない」と先発に意欲を見せた。

　１次リーグは３試合を全て完封。危ないシーンさえほとんどなかった。森重は守備陣の好調の要因を「後ろがまずリスク管理できている。ＤＦだけではなく、全員が高い守備意識を持てている」と分析。相手のＵＡＥ戦に関しては「１０番が中心に攻撃を仕掛けてくる。持ったときに裏をケアすること」とＯ・アブドゥルラフマンを警戒人物に挙げた。

　センターバックでコンビを組む吉田はさらに「１０番が持ったときに走ってくる選手がいる」と７番のマブフート、１１番のハリルを要注意人物リストに加え、「ラインの設定とセンターバックの絞りが重要になる」とイメージを膨らませた。