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アギーレ監督が“脳内革命”過密日程も“ポジティブ思考で”

[ 2015年1月23日 05:30 ]

円陣で選手に言葉をかけるアギーレ監督(中央)

サッカーアジア杯準々決勝 日本―UAE

(1月23日 シドニー)
 過密日程を乗り越えるため、アギーレ監督が脳内革命に着手した。ベスト4を懸けたUAE戦は、相手が中3日で迎えるのに対して、日本は準備期間が1日少ない中2日。コンディション調整で難しい状況を強いられているが、指揮官は選手たちを前に「“準備期間が短い”と考え過ぎて頭が疲れていると、それが体に反応してしまう。ポジティブに考えれば、体もそういうふうに反応する」と熱く語り掛けた。

 前向きな思考回路に入れ替えることで、より積極的な戦いを展開できると考えている指揮官。開幕3連勝に手応えをつかむと同時に、ここからが本当の戦いであることも自覚している。「ゼロからのスタートだと考えている。90分間、集中して勝ちたいし、勝てる力はある。無失点を継続できればと思っている」。八百長問題に揺れる中、今大会では選手交代の采配もさえ渡っており、確かな手腕で4強入りを引き寄せる。

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