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アウトゥオリ新監督 J1復帰“本気モード”例年より早く始動へ

[ 2014年12月19日 08:48 ]

 C大阪で来季から指揮を執るパウロ・アウトゥオリ新監督(58)が、チーム再建へ早くも動き出した。16日に監督就任が発表されたばかりだが、すでに大熊清強化部長らに様々なリクエストを出していることが判明した。

 18日に報道陣に対応した宮本強化本部長は「練習試合なら、どの日に、どのカテゴリーと試合をするか。具体的な話が出ているし、開幕までのオフの日も決まっている」と一端を明かした。

 J2で戦う新シーズン。1年でのJ1復帰に向けて、新指揮官はすでにC大阪の試合映像はチェック済み。練習試合や休養日も指定するなど早くも本気モードだ。始動日は例年よりも早い1月19日に決定。大阪市内でフィジカル中心のメニューをこなし、同30日から和歌山合宿に突入する。その後は宮崎で2次合宿を張り、練習試合を重ねながら選手の強化と見極めを行っていく。

 一方で、新戦力獲得など編成面の要望はなし。宮本強化本部長は「“クラブが用意してくれた選手でやります”と言ってくれている」と語った。来季から若手中心のセカンドチームを創設するだけに、育成の手腕にはクラブも期待を寄せている。

 監督就任時に「セレッソ、前進せよ!」と熱いコメントを寄せた指揮官。綿密に練り上げた日程でチームを鍛え、まずはJ1復帰へのベースを作る。

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2014年12月19日のニュース