原専務理事　アギーレ告発問題で謝罪「心配かけて申し訳ない」

日本サッカー協会の原博実専務理事

　日本サッカー協会の原博実専務理事（５６）が１９日に放送されたＪ　ＳＰＯＲＴＳ「デイリーサッカーニュースＦｏｏｔ！」に出演。日本代表のハビエル・アギーレ監督（５６）がスペインリーグで八百長に関与した疑いで告発されたことについて、「サッカーファンやスポンサーに多くの心配をかけているというのは本当に申し訳ない」と謝罪した。

　１８日に行われた会見と同じく、「現段階で協会が何かをするとはならない」「どうなっていくかは冷静に対応しなきゃいけない」と静観する構えを崩さず。

　アギーレ監督に来年１月のアジア・カップで指揮を任せる方針を既に示しているが、「アジア杯連覇するっていうのは今回の問題どうのこうのじゃなく、すごく日本サッカー界にとって大事なこと」とアジア杯の重要性を強調。それと同時に「サッカーファンやスポンサーに多くの人に心配をかけているというのは本当に申し訳ない。監督自身が一番悔しい思いをしている」と謝罪し、監督の思いを代弁した。

　ＭＣの倉敷保雄氏（５３）から「（アギーレ監督の）潔白を信じている？」と問われると「もちろんですね」と明言し、問題とされた試合の映像を見ても「そういう（八百長をしているという）思いは持てなかった」と考えを示した。