×

フランス GKに阻まれ不発…シュート数圧倒も遠い1点

[ 2014年7月6日 05:30 ]

ドイツに敗れピッチに座りこむベンゼマ(AP)

W杯ブラジル大会準々決勝 フランス0―1ドイツ

(7月4日 リオデジャネイロ)
 失望と希望の入り交じった敗戦で、フランスの快進撃が止まった。地元開催の98年優勝時に主将を務め、W杯での連勝が10で止まったデシャン監督は「ここまで来られたことを強く誇りに思う」と話した。

 相手を5本上回る13本のシュートを放ったが、最後まで1点が遠かった。象徴的だったのはチーム最多の7本を放ったFWベンゼマ。後半ロスタイムにゴール左の至近距離から放ったシュートは、GKノイアーに右手一本ではじかれた。指揮官も「もう少し運があれば」と唇をかんだ。

 ただ、1次リーグで敗退した前回大会から、若手主体のチームで8強に躍進した意味は大きい。26歳のベンゼマ、23歳のFWグリーズマン、21歳のMFポグバは地元開催となる2年後の欧州選手権のみならず、18年ロシア大会での活躍も期待できる。2年後まで任期が残るデシャン監督も「やるべきことはたくさんあるが、間違いなく未来は明るい」と前を向いた。

続きを表示

この記事のフォト

2014年7月6日のニュース