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浦和一筋20年…山田暢久氏 引退試合で“有終”2発!

[ 2014年7月6日 05:30 ]

<浦和・山田暢久引退試合>引退セレモニーを終え長谷部(最前列右から2番目)らと笑顔で集合写真に応じる山田暢久(最前列左から2人目)

 浦和一筋20年のレジェンドが、ピッチを去った。昨季限りで現役引退した元日本代表DF山田暢久氏(38)の引退試合が5日、埼玉スタジアムで行われ、山田氏は有終の2得点を決めた。

 前半はOBのワシントン、ポンテ、小野(J2札幌)らと歴代選抜チームで出場。28分に左足でゴールを決め、後半20分に長男・樹生君(16)と交代。その5分後に現役チームに加わり、38分にミドル弾。3万3828人が集まった会場を沸かせ「最後にゴールを決められた。息子と一緒にプレーできて良かった」と感慨にふけった。試合は歴代選抜が6―5で現役を下した。

 94年から公式戦通算725試合に出場。主将として05、06年度の天皇杯連覇、06年リーグ優勝、07年ACL制覇と黄金期を築き上げた。試合後は同期入団の岡野氏(J3鳥取GM)と元社長の犬飼氏から花束を贈られ「また忘れられない試合が増えました」と涙をこらえてあいさつ。最後は埼スタのピッチ上でスパイクを脱ぎ、浦和の鉄人が花道を飾った。

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