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エース離脱に励ましの声 メッシも祈る「早く良くなるよう」

[ 2014年7月6日 05:30 ]

ネイマールの負傷を1面で報じる地元紙

W杯ブラジル大会準々決勝 ブラジル2―1コロンビア

(7月4日 フォルタレザ)
 自国のエースの悲劇にブラジル国中が沈痛なムードに包まれた。負傷後に搬送されたフォルタレザ市内の病院の前には多くのサポーターが詰めかけた。検査を終えてストレッチャーで運び出される時には「頑張れ、ネイマール」と激励の声が上がった。

 ルセフ大統領はツイッターで「全ての国民と同じように、私もサイドラインから声援を送り、我々のスター、ネイマールの回復を祈っている」とつぶやいた。

 元ブラジル代表のジーコ氏はフェイスブックで「ネイマールは骨折以上の痛みを感じているはずだ。彼のために残り2試合勝ってほしい」とチームを鼓舞した。ペレ氏は「チリ大会で私は負傷したが、ブラジルは優勝した。今大会で同じことが起きるよう望んでいる」とブラジルは優勝できると強調した。

 また国外からも多くのエールが届いた。バルセロナの同僚でもあるアルゼンチンのメッシはフェイスブックに「私の友だちのネイマールが早く良くなるように」と書き込み、準決勝でブラジルと顔を合わせるドイツのポドルスキはツイッターで「対戦が待ち切れない。でもネイマールのことは残念だ」と心境をつづった。

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